第26回日吉杯争奪弁論大会
大会趣意
大会実行委員長文学部二年 國部仁賀
皆様、本日はお越しいただきまして誠にありがとうございます。聴衆の皆様、審査をしてくださる審査員の皆様、そして本大会に出場する弁士の皆様に、厚く御礼申し上げます。
日吉杯争奪弁論大会は戦後期の昭和25年から昭和56年まで計23回開催された歴史ある弁論大会です。しかし、これ以降、日吉杯争奪弁論大会は開催されておりませんでした。だからと言って弁論大会が無用のものとなってしまった訳ではありません。現代日本は変革の時代を迎えていると言えます。一見安定しているかのような社会を私達は生きていますが、労働力不足、所得格差、復興問題など早急に解決すべき問題が我々の目の前には純然と氾濫しています。さらにグローバル化や少子高齢化などにより、日本の未来は先行き不透明な状況をさまよっています。今、私達がすべきことは、これらの問題を先延ばしにせず、真摯に向き合いより良き未来のあり方を模索することではないでしょうか。そのためには、各人が真剣に思考し、主張をぶつけあい、反論しあい、切磋琢磨してよりよい結論を導き出すことが必要です。建設的に意見をぶつけあうことによって初めて、よりよい未来を築き上げるための第一歩を踏み出せることでしょう。
それができる場こそが弁論大会です。そこで、2012年より毎年、私達慶應義塾辯論部日吉會は開催当初の精神に立ち返り、弁論大会を毎年開催させて頂いております。
本弁論大会における最大の目的は、聴衆の説得にあります。弁士がその熱意をもって聴衆を如何に魅了し、説得しうるか。それこそが弁論の根幹であると考えます。そこで今回は聴衆の皆様自身にも弁論を評価して頂き、それを反映させて頂きます。聴衆の皆様も、弁士が弁論に込めた熱意と創意をしっかりと受け止め、弁論を評価して下さい。
弁士の皆様、存分に自身の熱意を聴衆に訴えてください。弁士の方々の魂のこもった弁論に、大いに期待します。
本日の弁論大会が、この場にいるすべての方にとって有意義な時間になることを祈念し、挨拶の結びとさせて頂きます。
大会趣意
大会実行委員長文学部二年 國部仁賀
皆様、本日はお越しいただきまして誠にありがとうございます。聴衆の皆様、審査をしてくださる審査員の皆様、そして本大会に出場する弁士の皆様に、厚く御礼申し上げます。
日吉杯争奪弁論大会は戦後期の昭和25年から昭和56年まで計23回開催された歴史ある弁論大会です。しかし、これ以降、日吉杯争奪弁論大会は開催されておりませんでした。だからと言って弁論大会が無用のものとなってしまった訳ではありません。現代日本は変革の時代を迎えていると言えます。一見安定しているかのような社会を私達は生きていますが、労働力不足、所得格差、復興問題など早急に解決すべき問題が我々の目の前には純然と氾濫しています。さらにグローバル化や少子高齢化などにより、日本の未来は先行き不透明な状況をさまよっています。今、私達がすべきことは、これらの問題を先延ばしにせず、真摯に向き合いより良き未来のあり方を模索することではないでしょうか。そのためには、各人が真剣に思考し、主張をぶつけあい、反論しあい、切磋琢磨してよりよい結論を導き出すことが必要です。建設的に意見をぶつけあうことによって初めて、よりよい未来を築き上げるための第一歩を踏み出せることでしょう。
それができる場こそが弁論大会です。そこで、2012年より毎年、私達慶應義塾辯論部日吉會は開催当初の精神に立ち返り、弁論大会を毎年開催させて頂いております。
本弁論大会における最大の目的は、聴衆の説得にあります。弁士がその熱意をもって聴衆を如何に魅了し、説得しうるか。それこそが弁論の根幹であると考えます。そこで今回は聴衆の皆様自身にも弁論を評価して頂き、それを反映させて頂きます。聴衆の皆様も、弁士が弁論に込めた熱意と創意をしっかりと受け止め、弁論を評価して下さい。
弁士の皆様、存分に自身の熱意を聴衆に訴えてください。弁士の方々の魂のこもった弁論に、大いに期待します。
本日の弁論大会が、この場にいるすべての方にとって有意義な時間になることを祈念し、挨拶の結びとさせて頂きます。