第29回日吉杯争奪弁論大会のご報告
大会順位
審査員部門
優勝 金丸和樹 (慶應義塾大学弁論部日吉会)
優秀賞 古川裕大 (中央大学辞達学会)
第三席 新井一真 (明治大学雄弁部)
聴衆審査部門
聴衆賞 金丸和樹 (慶應義塾大学弁論部日吉会)
優勝 金丸和樹 (慶應義塾大学弁論部日吉会)
優秀賞 古川裕大 (中央大学辞達学会)
第三席 新井一真 (明治大学雄弁部)
聴衆審査部門
聴衆賞 金丸和樹 (慶應義塾大学弁論部日吉会)
大会趣意
日吉杯争奪弁論大会は、今年で二十九回目を迎えます。会場となる三田演説館は、1875年に開館された我が国最初の演説会堂です。福澤諭吉先生の演説を聞きに、全国から多くの聴衆が集いました。以来この演説館から様々な言説が発信され、まさに日本の近代化に貢献したのです。
登壇される弁士のあなたも、弁論を通して、現在の社会に対して新たな価値を生み出そうとする最中にあります。自分は社会に対してどのような価値を発信することができるのか。本大会での弁論は、その問いに対するあなたの答えの一つに過ぎません。その問いは、弁論が終わった後も向き合い続ける必要があります。自分の表現方法は弁論に限らなければ、自分は今後も自分として生きていかなければならないからです。
もちろん、本大会で掲げる理念とずっと向き合い、実現させるひとばかりではないかもしれません。しかし、社会に対して自分が何を生み出せるのか、これからも問い続けてほしい。自分自身と向き合い価値を世に発信する、その行為だけは、続けてほしい。現在の自分、そして今後の手がかりをつかむこと、これを本大会の目的といたします。
本大会では、今後に役立てられるように、弁士の弁論に対し明確な評価とフィードバックを提供いたします。現在の自分を確認すること、そして未来へと自分を、社会を、動かしていくこと。あなたの弁論がその契機になることを祈り、趣意とさせていただきます。
第二十九回日吉杯争奪弁論大会実行委員長 水田竣太朗
登壇される弁士のあなたも、弁論を通して、現在の社会に対して新たな価値を生み出そうとする最中にあります。自分は社会に対してどのような価値を発信することができるのか。本大会での弁論は、その問いに対するあなたの答えの一つに過ぎません。その問いは、弁論が終わった後も向き合い続ける必要があります。自分の表現方法は弁論に限らなければ、自分は今後も自分として生きていかなければならないからです。
もちろん、本大会で掲げる理念とずっと向き合い、実現させるひとばかりではないかもしれません。しかし、社会に対して自分が何を生み出せるのか、これからも問い続けてほしい。自分自身と向き合い価値を世に発信する、その行為だけは、続けてほしい。現在の自分、そして今後の手がかりをつかむこと、これを本大会の目的といたします。
本大会では、今後に役立てられるように、弁士の弁論に対し明確な評価とフィードバックを提供いたします。現在の自分を確認すること、そして未来へと自分を、社会を、動かしていくこと。あなたの弁論がその契機になることを祈り、趣意とさせていただきます。
第二十九回日吉杯争奪弁論大会実行委員長 水田竣太朗