弁論部の歴史/活動
弁論部の歴史
そもそも、慶應義塾弁論部の起源は、 塾祖・福澤諭吉が1874年(明治7年)6月27日に「三田演説会」を発会させたことに遡ります。 「三田演説会」は、明治維新直後の当時、未だ揺藍期にあった日本国の真の独立を企図し、 近代の文明によって国民を啓蒙し、もって開けてゆく時代の指標たるべき人物の養成を目的としていました。 また、これを受けて、塾生内でも尾崎行雄の主宰する「協議社」、犬養毅の代表する「猶興社」、 その他「自由社」、「雄弁会」、「蘇張会」等の塾内弁論団体が各々活発な弁論活動を展開しました。 こうした弁論団体は、近代化の途上にあった我が国の国論に大きな影響を与え続けましたが、 時代の流れに伴って集合離散を繰り返した結果、1907年(明治41年)10月15日にようやく現在の「弁論部」が結成されたのでした。
慶應義塾弁論部は1876年(明治9年)の協議社以後、およそ140年にわたる輝かしい歴史を有する我が国最古の学生弁論団体として、 その活動において各方面から高い評価を得ています。 明治時代には、福澤の意図した「弁論術の普及、啓蒙」に力を入れ、 大正時代には現役国務大臣を招いて開催された「擬国会」による政策討論が行われました。 先の大戦中には、政府による言論統制のため活動を一時中断していた時期もありましたが、 1946年(昭和21年)3月1日に「弁論部復活宣言」がなされて以来、占領下の沖縄への巡回講演やアメリカ・スタンフォード大学大学生との交流、 近年では各地の高校への巡回講演や文部大臣の講演会等、活発な活動を繰り広げてきました。 そして、「三田演説会」発足から140年が経過した今日においても、福澤の理想と意気を忘れることなく、 活動のより一層の充実発展を遂げようとしています。.
慶應義塾弁論部は1876年(明治9年)の協議社以後、およそ140年にわたる輝かしい歴史を有する我が国最古の学生弁論団体として、 その活動において各方面から高い評価を得ています。 明治時代には、福澤の意図した「弁論術の普及、啓蒙」に力を入れ、 大正時代には現役国務大臣を招いて開催された「擬国会」による政策討論が行われました。 先の大戦中には、政府による言論統制のため活動を一時中断していた時期もありましたが、 1946年(昭和21年)3月1日に「弁論部復活宣言」がなされて以来、占領下の沖縄への巡回講演やアメリカ・スタンフォード大学大学生との交流、 近年では各地の高校への巡回講演や文部大臣の講演会等、活発な活動を繰り広げてきました。 そして、「三田演説会」発足から140年が経過した今日においても、福澤の理想と意気を忘れることなく、 活動のより一層の充実発展を遂げようとしています。.
弁論部の活動
通常活動
我が弁論部の活動は弁論を作成し発表することだけではありません。なぜならば弁論をするにも現在の社会の問題点やその解決方法などの知識も必要になってくるためです。そのため我が弁論部では以下二つの活動を軸に週2で定例会を行っています。
①知識の有無を問わないテーマでディスカッション:
論理的思考と意見発信力を向上させます。特に専門知識を問うようなものを扱うことはなるべく避け、意見の是非や考え方を、感情に流されないように発信できるように部員全員で議論をします。
②即興弁論(スピーチ):
簡単なテーマを持ち寄り、それについて3分~5分程度即興で前に出てスピーチをしてもらいます。そこで身振り手振りや話す度胸を身に着け、人前に出ても物怖じせずうまく話せる力をつけていきます。
また、作成した弁論の発表の場として、他大学弁論部との交流会・学生弁論大会(大学弁論部主催)・一般弁論大会(新聞社などが主催)などの参加も有志によって行われています。参加は定例会以外はすべて部員の希望に任せてあります。
合宿
合宿においては以下三点を目標にして年2回、2泊3日で執り行います。
①研究の発表:
研究局主催。有志の研究したいことの結果の発表及びそのディスカッションを執り行います。
②弁論講義:
演練局主催。弁論とは何か。どのような弁論があるのか。弁論の書き方など一通りのことのおさらい及び弁論の更なる研鑽の方法などについての講義を行います。
③秋季弁論大会立候補による試作弁論発表会
夏合宿では、秋季の弁論大会に向けて立候補たちに自分の書きたいことを弁論にしてもらい、発表します。発表後はその弁論について皆で話し合います。
三田祭
企画局長を中心に三田祭での弁論部企画を行います。学者や政治家の方をゲストスピーカとして招き、講演をしていただくなど企画は幅広く行われます。
我が弁論部の活動は弁論を作成し発表することだけではありません。なぜならば弁論をするにも現在の社会の問題点やその解決方法などの知識も必要になってくるためです。そのため我が弁論部では以下二つの活動を軸に週2で定例会を行っています。
①知識の有無を問わないテーマでディスカッション:
論理的思考と意見発信力を向上させます。特に専門知識を問うようなものを扱うことはなるべく避け、意見の是非や考え方を、感情に流されないように発信できるように部員全員で議論をします。
②即興弁論(スピーチ):
簡単なテーマを持ち寄り、それについて3分~5分程度即興で前に出てスピーチをしてもらいます。そこで身振り手振りや話す度胸を身に着け、人前に出ても物怖じせずうまく話せる力をつけていきます。
また、作成した弁論の発表の場として、他大学弁論部との交流会・学生弁論大会(大学弁論部主催)・一般弁論大会(新聞社などが主催)などの参加も有志によって行われています。参加は定例会以外はすべて部員の希望に任せてあります。
合宿
合宿においては以下三点を目標にして年2回、2泊3日で執り行います。
①研究の発表:
研究局主催。有志の研究したいことの結果の発表及びそのディスカッションを執り行います。
②弁論講義:
演練局主催。弁論とは何か。どのような弁論があるのか。弁論の書き方など一通りのことのおさらい及び弁論の更なる研鑽の方法などについての講義を行います。
③秋季弁論大会立候補による試作弁論発表会
夏合宿では、秋季の弁論大会に向けて立候補たちに自分の書きたいことを弁論にしてもらい、発表します。発表後はその弁論について皆で話し合います。
三田祭
企画局長を中心に三田祭での弁論部企画を行います。学者や政治家の方をゲストスピーカとして招き、講演をしていただくなど企画は幅広く行われます。